私が資産運用を始めるにあたって家計を見直しして、固定費を3万円削減した際の内容についてご紹介したいと思います。
「資産運用を始めたいけどそんな余裕はないよ!」という方の少しでもお役に立てれば幸いです。
本記事の内容
- 資産運用に回すお金の捻出方法
- 固定費を削減する際のポイント
- 月々3万円の節約をした際の内訳
こんな方にぜひ読んでいただきたいと思います。
この記事の想定読者
- 資産運用をしたいけど、運用に回せるお金がないという人
- 家計や固定費で見直すポイントが知りたいとい人
- 他の人がどのようにして固定費を削減したか知りたいという人
目次
資産運用を始めるにあたり私が行った固定費の見直し5選
結論
- 総合型医療保険の見直し:5,000円
- 通信料の見直し:6,000円
- 個人年金保険の見直し:15,000円
- 電気料金の見直し:2,000円
- 飲み物代の見直し:2,000円
総合型医療保険の見直し
私は社会人になってすぐの時に、会社に訪問営業に来ていた保険の営業のおばちゃんに勧められて総合型医療保険に加入しました。
当時は、とりあえず何かあった時に備えるというざっくりとした理由で入っていました。
詳しい保険内容はここでは割愛しますが、全てのリスクにそれなりの金額で対応するというもので、保険料として月々おおよそ7,000円ほど支払っていました。
資産運用を始めるにあたり、私は保険とは本来どう言ったリスクに対応するためにあるものなのかを学びました。
端的にいうと「保険とは、滅多に起こらないことだが、起こった際には金銭的に致命的なダメージを受けるような出来事に備えること」です。
例としては、生命保険・自動車保険・火災保険などですね。
ということで、既存の保険を解約し新たに掛け捨ての収入保障型保険を契約しました。
収入保障型保険は、契約者の身にもしものことがあった場合に、受取人に年金が支払われる生命保険です。
入院などは起きたとしてもそこまで致命的にはならないですが、私の身に何かあった際には妻や子どもの生活に支障をきたす恐れがあるため、収入保障保険だけはしっかりしたものに入りました。
しっかりしたものと言っても、掛け捨てで保険料は2,000円弱です。
その結果、保険料は7,000円から2,000円になりましたので、5,000円の節約になりました。
ポイント
- 保険の本質をよく考えてみること、そして本当に必要な保障だけに絞って保険料を抑えることが大事
- 保険に入ったからといって病気にかからないわけではない、保険は入っておけば安心!とはならない
通信料の見直し
私は中高生の時にmovaのガラケー(懐かしい!)を買ってもらって以来、ずっと同じ大手通信会社のドコモを使用してきました。
辞めるまでに、約14~5年ほど使っていたかと思います。
辞める直前では月々7,500円ほどの通信料を支払っていました。
ちなみにその時に使用していた機種はiPhone8で今でも引き継いで使っています。
私が格安スマホに変更したのは2019年10月ですが、5年以上前からその存在は知っていて、料金のメリットもわかっていました。
それでも変更に踏み切れなかった理由の一つがミーハーだった、ということが挙げられます。
要するに新しい機種が出たら買いたくてしょうがなくなっていた、ということです。
2年に一度、機種の支払いが終わるたびに最新のiPhoneに機種変更していました。
今なら、機種の支払いが終わったんだから後数年は使えばいいのに、と思えますが当時は迷わず買い替えをしていました。
ということで、ドコモの回線は生かしつつ格安スマホの楽天モバイルに変更しました。
楽天モバイルに変更した理由についてはここでは述べませんが、月々の料金は1,500円以内に収まるようになりました。
その結果、通信料は7,500円から1,500円になりましたので、6,000円の節約になりました。
ポイント
- 大手通信会社は長く使って入れば安くなったりメリットがあるわけではないので、気軽に乗り換えてOK
- 大手の料金体系は機種変更を前提としているため、2年縛りで機種代を支払った後は、割高な通信料を払い続けることになる
個人年金保険の見直し
私は、2017年4月に保険料率の改正が行われる直前に個人年金保険に加入し、2年半ほど継続して積み立てを行なっていました。
内容を簡単に説明すると、月々15,000円を60歳まで積み立てて、5年間据え置きし、65歳から10年間かけて総額7,356,000円を受け取るという内容でした。
返戻率でいうと124%です。
一見すると悪くないように思えますが、60歳まで積み立てて5年据え置いた上でこの数字なので決していい数字ではありません。
利回りを計算してみるとよくわかりますが、私が加入していた個人年金保険は年率0.80%です。
株式や債券をパックにした投資信託の中でも、低リスク低リターンである日本債券でさえも利回りは年率1.8%です。
(実際は、リスクは1.9%なので振れ幅的には-0.1%~+3.7%です。)
個人年金保険の利回りがどれだけ、低いかが見て取れます。
ということで、低リターンな個人年金保険を解約することにしました。
その結果、月々15,000円の節約となりました。
ポイント
- 近年の個人年金保険は貯金と比べればよく見えるが、投資対象としては魅力的ではない
- 個人年金保険で支払っている保険料の中には、社員の人の給与や広告費などの経費にあたる付加保険料も含まれているため、当然リターンはその分下がるのは当然のこと
電気代の見直し
私はこれまで従来の電力会社で契約をしていたのですが、一戸建てに引越しするにあたり、電力事業者を楽天でんきに変更しました。
もともと夏も冬も電気代を気にせずエアコンをガンガン使うタイプなのですが、それでも月々2,000円ほど安くなるというシミュレーション結果がでました。上記の写真を参照してください。
楽天でんきを選んだ理由は料金面だけではありません。
私自身が楽天経済圏の住人なのですが、楽天でんきで契約することで楽天ポイントがもらえる上に楽天市場のSPUの倍率が0.5倍上がるとういう点で契約することを決めました。
正直、本当に月々2,000安くなるのかは比較対象がまだないのでわかりませんが、少なくとも従来の電力会社よりは安くなると信じています。
結果として、暫定ではありますが、月々2,000円の節約となりました。
ポイント
- 楽天でんきは電気料金の削減だけではなく、楽天ポイントやSPUの倍率アップなど、プラスアルファのメリットが大きい
- 電気料金の節約金額は今後も継続してウォッチしていく
飲み物代の見直し
これは固定費ではないのですが、会社でほぼ毎日自販機で買っていた飲み物を辞めました。
一戸建てを作る際に、キッチンに浄水器を導入したのですが、毎回飲み物を買う代わりに、お水を水筒に入れて持っていくようになりました。
ひと月に実働20日間で1日100円ほど使っていたので、月々2,000円の節約となりました。
一回の値段は小さいものでも積み重なると大きくなっていくことがよくわかりますね。
ポイント
- 飲み物代に限らず、毎日のルーティンの中に見直すべき点が見つかることがある
- 節約は無理せず続けられる範囲で行うこと
まとめ:固定費の見直しで3万円の節約を達成
私はこのようにして、固定費を見直すことで月々3万円の節約をすることが出来ました。
- 総合型医療保険の見直し:5,000円
- 通信料の見直し:6,000円
- 個人年金保険の見直し:15,000円
- 電気料金の見直し:2,000円
- 飲み物代の見直し:2,000円
現在、浮いた3万円はつみたてNISAの月々の積立金に充てています。
無駄な固定費を削減して、そのお金で資産を購入することで資産形成をより加速していきます。
手取り給与を3万円あげるのは非常に難しいことですが、固定費を3万円下げることは案外簡単なことかもしれません。
どちらも3万円を手にするという点では同じことです。
ぜひ皆さんも一度家計や固定費の見直しをしてみてはいかがでしょうか。
少しでも参考になれば幸いです。